コラム
【徹底解説】説明会の効果を最大化する「凄い採用ブース」とは?
本記事では「凄い採用ブース」について解説致します。
本記事のコンテンツ
1、採用活動で一番避けたい「ミスマッチ」
2、合同説明会が持つ重要な役割とは?
3、合同説明会でブース装飾ツールを活用すべき理由
4、説明会の効果を最大化する「凄い採用ブース」とは?
5、凄い採用ブースの5つのポイント
1. 採用活動で一番避けたい「ミスマッチ」
日頃採用ブースのお問い合わせ対応をさせて頂く中で、
沢山の採用ご担当者様と直接お話する機会があります。
その際よく耳にするお悩み、
ミスマッチ。
どれほど魅力的な人財が採用できたとしても、
入社後ミスマッチによって早期退職することになると、
かけた労力や時間、コストがすべて無駄になってしまいます。
空前の売り手市場であることに加え、
その気になれば転職も簡単に出来てしまう昨今の採用市場において、
「ミスマッチ」は多数の企業様が苦心していらっしゃる共通の課題といえます。
では、なぜミスマッチが発生するのでしょうか?
それは「事前に抱いているイメージ」と「現実」のギャップがあるからです。
しかし、社風、人間関係、働き方のスタイル等、
何をギャップと感じるのかは人によって異なります。
だからこそ、採用する側は入社前にイメージと現実のギャップを埋めるべく
採用プロセスの段階から企業のブランドを積極的に発信する必要があるのです。
2. 合同説明会が持つ重要な役割とは?
ではミスマッチを防ぐために、どのような方法が効果的なのでしょうか?
そこで重要な役割を果たすのが、合同説明会。
合説は企業と学生が直接対面する、最初の場です。
「人は第一印象が全て」という言葉もある通り
ここでうまく自社の魅力をアピールすることが出来れば、
学生の中で築かれている会社の良いイメージを確定させ、
さらには向上させることが出来ます。
また逆に、「思っていたのと違う…」とイメージを下げることも出来ます。
一番最初の段階で、自社の企業イメージにマッチした学生の母集団を形成できれば、
その後面接、採用ステップを効率的に進められることはもうお分かりですよね。
怖いのは、合同説明会において間違った企業イメージを発信してしまうこと。
例えば自社の現実を一旦脇に置いて、
求職者が好むであろう万人受けする発信をしたとします。
しかし何百人が来ても、自社のイメージにマッチした学生が
その中に一人もいなければ本末転倒なのです。
人だけ大量に集めた結果、自社と合わない多くの学生の対応に追われ、
結果的に時間だけかかって本採用には繋がらず…と、
その後の選考プロセスが恐ろしくしんどいものになることは目に見えていますよね。
つまり合同説明会の時点でいかにミスマッチを少なくするか
(=自社のイメージにマッチした学生を集めるか)を意識すること
は、大変重要なポイントなのです。
3. 合同説明会でブース装飾ツールを活用すべき理由
では合同説明会で、どうやって
企業のイメージを発信すればよいのでしょうか?
そこで活用できるのが、ブース装飾ツールです。
合同説明会を訪れた学生の気持ちになって、想像してみて下さい。
学生は何十社と並ぶたくさんのブースを見て回って相当疲労しています。
また、日頃社会人と関わる機会の少ない学生が
企業担当者と直接顔を合わせる場にもなりますので、
心の中は不安と緊張でいっぱいのはずです。
そんな状態の学生に御社の特徴を分かってもらうためには、
「明確に」「分かりやすく」発信してあげる必要があることは、
もうお分かりかと思います。
しかし、ここがポイント。
採用担当者がブースを通り過ぎる学生の全てに話しかけ、
自社のブランドについて説明するのは物理的に不可能ですよね?
そこで採用担当者に代わって学生に御社のイメージを説明してくれるのが
タペストリー、バナースタンドといった装飾ツールです。
パッと目に飛び込んでくるデザインとキャッチコピーによって
一瞬で会社のイメージを学生に届けてくれる強い味方、
それが採用ブースなのです。
また、合同説明会には沢山の会社が出ているので、
まずは自社の存在を知ってもらうことがファーストステップ。
しかし次の段階で、同じ様な属性・風土の会社はどうしても出てきてしまう。
よってブースでアピールする内容を考える際は、
自社の魅力を整理するだけではなく
「他の似たような企業と比べて何か違うのか」
「それをどのようなデザイン、キャッチコピーで表現すれば学生に伝わるのか」
ということを意識することも大きなポイントです。
4. 説明会の効果を最大化する「凄い採用ブース」とは?
では、どうすればターゲットの心に響く採用ブースを
作ることが出来るのでしょうか?
弊社では、企業の魅力を表現したブースのことを、
「凄い採用ブース」
と定義しています。
なぜ凄いのか。
それはただ目立つだけでなく、採用成功のきっかけを提供できるブースだからです。
第一印象で学生をふるいにかけ、自社の魅力に惹かれる学生に絞って集客する。
御社の社風に合う学生だけを絞って集めることが出来れば、
圧倒的にその後の選考フローが楽になります。
また、ブースでしっかりと企業の魅力を発信することが
入社後のミスマッチ→早期退職防止にも有効であることはいうまでもありません。
ここで上記お伝えしてきたことをまとめて、
「凄い採用ブースを生み出す3つのステップ」として紹介致します。
①欲しい人材像を明確にする(ターゲットの明確化)
②自社の魅力を整理する(ターゲット目線で考えることが重要です)
③②を①に響く表現に変換してデザインに反映させる
そこまでやってはじめて、採用を成功させるためのブース設計が出来たといえます。
逆に、このどれかが欠けるとミスマッチブースの要因になります。
企業の魅力が、受け手である学生にうまく伝わらないからです。
★魅力的なブース作りの秘訣★
上記3つのステップに則って考える上で、
絶対に外してはいけない秘訣があります。
それは「ターゲットの目線に立って考えること」。
よくある勿体ない事例が、
「企業目線の魅力」をそのまま採用で発信してしまうことです。
例えば、下記のようなものです。
お心当たりはありませんか?
・業界の専門用語、横文字を並べる(「○○加工」「○○ソリューションを提供」)
・お客様にとってのメリットを打ち出す(「小ロットOK、一個からでも対応出来ます!」等)
「合同企業説明会」は、商品サービスの魅力をPRして
新規顧客を獲得する「展示会」ではありません。
ターゲットは「お客様」ではなく、「学生」であり、
アピールすべきは「商品・サービスのスペック」ではなく、
「その会社で働く魅力」なのです。
学生が一つのブースの前を通り過ぎる時間は、わずか2~3秒。
その一瞬の間に学生の足を止めるには、
「この会社では、自分の希望する働き方が出来そうだ」
「この会社は自分の願いを叶えてくれるかもしれない」
と思わせることが出来るかどうかが重要です。
逆に、メッセージ性のないブースは素通りされてしまいます。
総じて、自社の魅力を整理してキャッチコピーに落としこむ際は
御社のターゲットである学生に対して、
「この言葉の意味が分かるだろうか?」
「この情報に興味を持つだろうか?」
「企業目線の情報発信になっていないだろうか?」
と、是非一度立ち止まって考えてみて下さい。
「もし自分が学生だったら、会社のどのような点に魅力を感じるか?」
と、学生になりきってイメージしてみるのも効果的です。
①欲しい人材像を明確にする(ターゲットの明確化)
②自社の魅力を整理する(ターゲット目線で考えることが重要です)
③②を①に響く表現に変換してデザインに盛り込む
この3ステップに従って徹底的に考え抜くことで、
学生の目に映る御社はどんどん魅力的な企業になっていくはずです。
5、凄い採用ブースの5つのポイント
ではここで、凄いブースを構成する5つの要素について解説致します。
【ポイント1:大きな壁面ビジュアル】
壁一面のビジュアルが効果的な理由。
それは、実は人間の脳の仕組みにあります。
次のようなデータがあります。
・脳は文字を読むよりもビジュアルで見たほうが6万倍早く認識できる
人が説明会において一つのブースの前を通り過ぎる時間は、たったの3秒。
その3秒を制するには特大のビジュアルで、ターゲットである
学生の「脳」に直接訴えることが最も効果的な方法なのです。
その点、壁面を目一杯使用してプレゼンテーションする壁面ビジュアルは、
非常に効果的な武器となります。
【ポイント 2:ターゲットの心に響くキャッチコピー】
採用活動における非常に重要なポイントは、
「企業と学生のミスマッチをいかに減らすか」。
ゆえにブースの印象を左右するビジュアルに加え、
御社の欲しい人材にダイレクトに響くキャッチコピーを設定することが大切です。
そのためには、まず御社の「採用したい学生像」と「会社の魅力」を整理すること。
そして、それぞれの内容を盛り込んだコピーを作成することで、
マッチング性の高い=御社で活躍出来る見込みの強い学生を
効率よく集めることが出来ます。
【ポイント3:誰でも組立簡単】
弊社で取り扱いのあるツールは、女性一人でも簡単に設置できるものばかり。
工具不要・短時間で本格的なブース装飾が叶います。
空いた時間は、ブースでのプレゼン練習や
シミュレーションのために使って頂けます。
【ポイント4:折り畳んで持ち運び楽々】
優秀な人材を求めて全国各地の合同説明会に出展される
採用ご担当者様のために、持ち運びやすさにもこだわっています。
ほぼ全ての装飾ツールがコンパクトに折り畳み出来ますので、
運送便で手軽に発送できるだけでなく、専用のキャリーケースに
ブース一式を詰め込んで全国どこへでも持ち運んで頂けます。
【ポイント5:何度でも繰り返し使える】
ブース装飾ツールは、何度でも繰り返しご使用頂けます。
説明会シーズン終了後も場所を取らずに保管出来るため、
次年度の採用活動の際にそのまま使い回して頂けることも大きなメリットです。
さらに、グラフィックの「着せ替え」が出来る商品も多数ご用意していますので、
年によってデザインが変わる場合にも低コストで対応出来ます。
以上、本日は凄い採用ブースについてご紹介してまいりました。
御社の採用のヒントになれば幸いです。
皆様の採用活動の成功を、心よりお祈り申し上げます。